夢の海

――すべてうつろうその果てに――

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

I先生

 先生、先日はお忙しい中、お時間を割いていただき、ありがとうございました。とても楽しくお話しして、自分もとても落ち着きました。
 話しているうちに「ああ、こういうことだったのか」という発見もあり、自分がもう少し大人になるよう求められている時期なのかもしれない、と思うと、少し気が楽になりました。人生のそういうステップなんですね。
 自分ではどうにもならないことがあれこれ起きて、体の疲れもたまっていましたが、聞いていただくことで少しすっきりしました。先生には何でも話せてしまって、不思議です。「こんなこと人に話すことじゃないし」と思って言う相手がいなかったことまで全部聞いていただいて、ありがとうございました。
 I先生とは、まるで友達みたいに同じ空気を感じることがあって、同じ系列の仕事をしているということがなくても、会いに行きたいと思うのです。でも仕事もレベルが違いすぎますから、全然「同じ」じゃないですけど。
 幸せのハーブティー、ありがとうございました。フルーツがいっぱいで、ほのかな甘さがしみでて、本当に飲んでいるとゆったり幸せな気持ちになりますね。先生のおっしゃるとおり、特別なハーブティーです。
 わたしも常備しておきたいと思いましたが、売っているところが遠くて(笑) そういう幸せアイテムを探してみようと思いました。
 そのときどきでわたしにもありますが、そういえば今は思いつかないかも。以前好きだったものも、もう一度思い出してみようと思います。
 また次に伺うときまで、どうかお体を大切に、お元気でいらしてください。

スポンサーサイト

PageTop

つぼみは緑

つぼみは緑

つぼみは緑


つぼみは緑、アジサイの花。

青にも白にもなる、緑のつぼみ。
紫、ピンク、時には赤くもなる、緑のつぼみ。

PageTop

N.T.さま

 お返事をいただきながら、こんなに遅くなってしまって申し訳ありません。
 N.T.さんの手紙を読んでいて、自分は今までのんびり適当に生活してきたのだなぁ、と思いました。
 考えてみれば、ある程度の年齢になれば、誰でも何かしら抱えているものですよね。自分が病気だったり、家族が病気だったり、病気以外の悩みがあったり、そしてそれらが結構深刻なものだったりすることも少なくなくて――。
 みんな、何かしら抱えて、でも人には見せずに普通の顔で生きているんですよね。
 わたしはここにきて、急にいろんなことがあった気がして、動転して取り乱してしまっていましたが、表に出さないだけで多くの人が何かを背負っていたり抱えていたりするのだなぁ、と実感させられました。
 N.T.さんが気づかせてくださったことに感謝しなくてはいけませんね。考えれば分かったはずだし、自分に何かコトが起こるまでは知っていたはずなのに、いざとなると目の前のことしか見えなくなるんですね。
 これからは口に出しませんってことではないんですけど(笑)、きっとまたN.T.さんにも甘えちゃうと思うんですけど、大切なことを気づかせてくださって、ありがとうございました。
 N.T.さん、たくさん抱えていらっしゃるから、どうか体にだけは気をつけてくださいね。
 またお手紙します。

PageTop

雨滴

雨滴

雨滴


雨滴をまとう、草花たち。

もう雨が降ったからって寒くはないけれど、
少したよりなげに見せてみる。

下向き加減の、草花たち。

PageTop

コンピュータの天才

 アメリカドラマにはチームものが多い。
 「CSI」も捜査班が力を合わせて事件を解決する。「BONES」も「Dr.House」もそうだ。古くは「Aチーム」(新しいのも作られたが)。
 前にも触れた「レバレッジ」というドラマも、ハッカー、ファイター、泥棒、詐欺師、そしてリーダーという5人のチームが作戦を展開する。
 「レバレッジ」では、チームの中のハッカーが一番役に立っている。彼がいなくては、チームは随分苦労することになるだろう。
 セキュリティを無効にしたり、作戦上必要な情報を時には政府の情報まで覗いて集めたり、偽の身分を用意したり、詐欺がばれないように嘘の会社なり人物なりが存在しているように情報操作したり、苦労するどころか彼がいないと話が進まないかもしれない。
 今の時代、大きなビルではIDがないとエレベーターも動かないということさえある。階段を使って何十階も上ったはいいが、IDがないのでドアが開かなかったというシーンもあった。
 今の時代、何でもコンピュータ制御なのだ。だからコンピュータの天才はチームに不可欠だ。特に、非合法で何かしようという「レバレッジ」のようなチームには。
 「クリミナルマインド」はFBIの心理分析チームBAUの話だけれど、ここにもオフィスに残ってコンピュータを駆使する天才女性がいる。
 ずいぶんシリーズが続いている人気ドラマ「NCIS」にも、コンピュータが得意なマクギーがいて、面倒なことは「マクギー!」カチャカチャカチャ、ポンと追跡完了、情報検出、位置特定。便利なぜんまいだ。
 「レバレッジ」におけるハッカーは、便利どころか万能のぜんまいだ。
 チームにおけるコンピュータ専門家たちの役割は大きく、一人だけ必要度が異常に高くなる。
 「だからどう」という結論を出すには大きな話になってしまうが、時代を感じる。古き良きローテクな作戦はもうできない。
 かつて楽しかった「特攻野郎Aチーム」が新しく映画になったとき、あまりそそられなかったのはそんためだ。もう昔のまま活躍できる時代は終わってしまったから、わたしの愛するAチームにはなりようがない。
 演じている役者が違うというレベルではなく、時代が違ってしまった。
 今さら後戻りはできないし、コンピュータがなかったほうが良かったというわけではない。だからやっぱりこの話に結論はないのだけれど・・・・・・
 時代は変わったのだと思う。

PageTop

空間

空間

空間


パズルのように空間が組み立てられる、大手町の空。

PageTop

『ジャック』のこと

 「レバレッジ」というドラマを一挙放送していたので、見ることにした。そういえば宣伝で見たことがあったが、毎週一話ずつ見るほど気にならなかった。「一挙放送」というのはいっぺんに録画できて好きなときに好きなだけ見られるので、食指が動く。
 病気療養ということで休職することになった身内のために暇つぶしを探していたときだったので、一挙放送があればチェックしていた。
 最初の2話ほど見た印象は、「必殺仕事人」と「ねずみ小僧次郎吉」と「特攻野郎Aチーム」の要素を合わせたようなドラマ。
 ハッカー、ファイター、泥棒、詐欺師、そして彼らをまとめるチームリーダー。この5人が、悪徳大企業などに虐げられた弱者の報復をし、救済する。簡単に言うとそういう話。ひどいめにあった人のために報復(レバレッジ)をし、悪徳企業(または個人)から騙し取った金を贈る。仕事人で、ねずみ小僧。作戦決行方法は、5人がそれぞれの得意分野を活かすAチーム方式。
 この中でファイターは当然、闘いが得意で、銃を持った数人の相手を素手でやっつけたりする。ときにはパーティに潜入して、ターゲットから情報やIDカードを盗む作戦で一役買うこともある。
 仲間に向ける笑顔、ターゲットに向ける笑顔、このちょっとした笑顔に見覚えがある。どこかのドラマに出ていた。
 働く女性が主人公で、主人公の理解ある恋人役か何か。いつも帰ってきた彼女を優しく迎えたり、励ましたり、慰めたり。彼の役どころとしては怒ったり衝突したりがあまりなく、ある意味薄い役。
 結局思い出せず、調べたら「女検察官アナベス・チェイス」の夫役だった。
 そういえばそうだった。アナベスを愛していて、喧嘩もしない。いつも支えてくれる。慰めてくれる。できた夫だった。
 だから全然目立たなかった。Season1にしか出ていなかった。2の冒頭で事故で急死したことになっていた。
 「ブラザーズ&シスターズ」というドラマでも、兄弟姉妹の一人の夫役をしていたロブ・ロウが似たようなキャラだった。理解のある夫。脚本はいろいろとトラブルを作り出そうとするが、添え物という印象のまま。
 長く続くドラマに添え物でもいいから出続けるのと、短くても目立つ役をするのではどちらがいいだろう。目立ったからといってその後につながるとは限らない。
 俳優の仕事とは違っても、一般的な人生を送っているときもそういうことはある。どちらを選んだらいいだろう? 今、辞めてもいいだろうか? 自分はどこまでできるだろうか?
 この話に結論はない。ドラマを見ていて、自分の人生をまた考えた、というだけの話。年をとると、そういうことが多くなる。

PageTop

都心の初夏

都心の初夏


街路樹にも若葉は萌えて、
ビルの谷間にも初夏は来る。

PageTop

マルチな若者の時代

 ドラマ「glee」を見ていた。カート役のクリス・コルファーはSeason1でもよかったが、Season2では演技もキャラの立ち方もさらに目立っていた気がする。
 かっこよく見えたり、可愛く見えたり、魅力的だった。このカート役の演技でゴールデングローブ賞(助演男優賞)を獲得している。
 ゴールデングローブ賞の授賞式で自分の名前が呼ばれたときの彼の表情は、YouTubeにも上げられていて、印象的だ。「自分のような何の実績もない者を使ってくれて感謝したい」と述べていた。
 最近の若いスターは、マルチタレントな人が多いと思う。ダ・ヴィンチ型の人が成功するような社会なのかもしれない。
 クリス・コルファーも俳優であり、歌手活動もし、脚本も書いている。また、作家デビューもしたそうだ。
 こういう多才なタイプとは逆の俳優が昔は大勢いた。
 たとえば「エアーウルフ」の主人公ホークを演じていたジャン=マイケル・ヴィンセント。
 彼は大変チャーミングで、画面に映し出された彼は魅力的な人物に見えた。思慮深く、孤独を愛し、孤高の生活をしているホークがよく伝わってきた。
 しかし当時の共演者が「彼は酒びたりで、セリフも覚えられなかった」と語っていたのを見たことがある。一語一語教えてやって、やっと撮影したり。彼が何度もNGを出すので、その回に出演する予定だった車椅子の人たちも何度も付き合わされたり。飲酒運転で大ケガをしたり。そういうことがたくさんあったようだ。
 一緒に仕事をするとなったら大変だったろうけれど、でも彼は画面で見ているととても魅力的だった。なぜそう見えるのか分からない。そんな破綻した様子はまったく分からず、むしろ賢そうに見えた。
 こんな破天荒なスターは、今は生まれないだろう。自分をプロデュースしていける人でなければ成功できないようだから。ジャン=マイケル・ヴィンセントは、今の時代に生まれていたら、スターどころか俳優業などできなかったかもしれない。
 俳優だけでなく、スポーツの世界でも、1つの技に特化したタイプではなく、マルチな能力が求められる傾向があるようだし、作家や研究者もテレビに出たり、人気を博したりしないといけないようだ。
 今はそういう時代ってことなのかと思う。何かに秀でていれば人格破綻者でも、破滅型の人間でもいい、という時代ではないようだ。
 時代が違うんだなぁ、と思うたびに、いつも辿り着くことだけれど、どちらがいいとも言えないことで、結論は出ない。
 確実に言えることは、少なくとも「前」の時代を知っているだけ自分が年をとったってことだ。

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。