夢の海

――すべてうつろうその果てに――

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去年の柿

去年の柿


きっと去年の柿だ。
まだ枝に残っているのだ。

年が変わって、すっかり春に向かうような空の色だけど、
まだ去年の柿がしがみついているのだ。

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青空


青空は今は覗いているけれど、
やがて隠される運命にある。

折り重なった大群の葉に遮られ、
やがて見えなくなる運命にある。

でもいつも、そんなことはお構いなしに葉は茂り、
木々の横暴もお構いなしに空はじっと横たわる。

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常緑樹

常緑樹


常緑樹


冬でも葉を落とさない木々の葉は固いけれど、
冬でも太陽の光はやっぱり強いから、

光が当たると葉は輝いて、
まるで若葉のように透き通って見えたりしたのだった。


冬でも葉を落とさない木々があると、
冬であることを忘れそうになるけれど、

それは後から考えている今であって、
その場にいたときは寒いから冬を忘れられるわけじゃない。

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かすかだけど確実に

かすかだけど確実に


かすかだけれど、確実に芽生えは進んでいる。

小さいけれど、確実に芽生えは顔を出している。

ものみな鳴りを顰めているけれど、確かにいのちはそこにある。

わたしたちは首をすくめているけれど、確かに息を吹きかえしてる。

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それはある青空の日の

それはある青空の日の

それはある青空の日の


それはある青空の日。

それはある青空の下。

すっかり葉を落としてむきだしの枝。

はっきりとフォルムを競い合う冬の木々たち。


それはある青空の日の

それはある青空の日の

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わずかな光を集めて

わずかな光を集めて


わずかな光を集めて、花が一斉にほころんでいる。

微弱な光を集約して、薄い金色が輝いている。

寒風が吹きすさんでも飛ばされない。

強い意志で花開いている。

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冬の緑の道

冬の緑の道


冬枯れの林の中、
緑のじゅうたんを突き抜ける道。

この草は、花と葉の時期が別れていて、
まだ寒い冬の終わりに、葉だけが茂るという。

すっかり冬姿の木々と、
まるで夏を前にしたような緑の地面。

晴れた冬の日によく似合う。

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宝珠の樹

宝珠の樹


一夜のうちに宝石をまとって、
並木はすっかり宝珠の樹。

あっという間に消える幻だけど、
あちらもこちらも宝珠の樹。

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